2025/04/07 09:43
こんにちは!
BABY SLEEP SCHOOLです。
みなさんからよく聞かれるご質問「おくるみとスワドルって何が違うんですか?どっちがいいのでしょう?」についてブログでご紹介します。
まず、おくるみもスワドルも使用目的や効果は同じで、生後3ヶ月頃までにあるモロー反射を抑えてくれることです。
モロー反射自体は生まれつき備わった原始反射で悪いものではないですが、赤ちゃんの手足がびくっとなることでうまく眠りにつけないことがあります。また、やっと寝れたのに反射が出て目を覚ましてしまったり深い眠りに入れないということもあるため、おくるみやスワドルで反射を抑えてあげることがぐっすりねんねにつながります。
アメリカやオーストラリアなどでは、出産準備品として出産時に持参するように産院から指定されることもあるくらいメジャーなもので、産婦人科医や小児科医もおくるみの巻き方を知っていて、産後すぐに巻いてくれることもあります。
では、目的や効果は同じおくるみとスワドルですが、何が違うのでしょうか。
①そもそもの形が異なる
おくるみは1枚の布でできており、布の上に赤ちゃんを置いたらママパパが優しく包み込むように巻いてあげます。
それに比べてスワドルは形が決まっていて、商品によって異なりますが腕を万歳にして着せるものや、腕を胸元に閉まって着せるものなどがあり、前か横についたチャックを上げて着せるものです。
おくるみは巻くもの、スワドルは着せるもの、といった感じでしょうか。
②対象月齢の有無が異なる
モロー反射を抑えるには、赤ちゃんのサイズに合ったものをジャストサイズで着用させる必要があります。
スワドルの場合は、①のとおり形が決まっているので、新生児用・Sサイズ・Mサイズなど、赤ちゃんの月齢や大きさに合わせて買い替えることが推奨されています。
逆におくるみの場合は、特に対象月齢が決まっているわけではないため、1枚の布でどんな大きさの赤ちゃんにも使えます。特にくるまるおくるみは120cmで大判、かつ伸縮性抜群なため、新生児から生後半年*くらいのサイズの子まで使用可能です。
(*おくるみもスワドルも寝返りの兆候が見られたら卒業させることが必要です。)
③赤ちゃんの好みがある
赤ちゃんによって合う合わないがあり、腕の位置の好みや反射の強さ、反射にどれくらい反応する子なのか、などによって、おくるみが良いのかスワドルが良いのか、スワドルの中でもどの商品が良いのかが異なります。
ただ、おくるみの場合は、巻き方次第で腕の位置は変えられますし、きつめに巻いたり逆に少し緩く巻いたり、赤ちゃんに合わせて自由に使うことができる点がメリットです。
したがって、おくるみとスワドルどちらがいいのか、については赤ちゃんの好みに合わせて判断してあげるのが良いと考えます。
スワドルのようにチャックをあげるだけでサッと着せることはできませんが、くるまるおくるみはどんな赤ちゃんにも合うように、大きさ、伸縮性にこだわって作っています。
自社アンケートで、90%以上の子がぐっすり寝るようになったという結果が出ているおくるみですので、迷っている方は是非一度使ってみてはいかがでしょうか?